反乱叛乱、大氾濫…
9月4日(日)
昨晩、夜中に台風で近くの川が氾濫。
町の放送で
「危険です」
と言う初期放送が入ったときにはもう家のすぐそばまで水が来てました。
(うちから川までは直線距離でも300mはある)
避難しょっぱなにクルマで冠水した道路に突っ込んでしまい、命からがら歩いて逃げました。
相方とお父さんはバイク、弟君が帆美男(Acty van)、で、私が最後でGT-Rに乗ってました。
が、GT-Rはもう道路に入った直後にエンジン停止。
水位はすでにサイドウィンドウのすぐそばまで迫ってました。
「ここで死ぬのか?!」
と、マジでぱにくりました。
しかし、たまたま窓を全開にして走ってたので、クラクションを鳴らしまくり、前を行く家族に知らせ、窓から大声で
「もう動けん」
と伝えました。
そうしたら、前方の冠水部分を渡りきったところにいたおじさんが
「とにかく窓からでろ~!!」
と叫んでくれて、迎えに来てくれました。
窓から出てみると、水は太ももまで来てました…。
ぞぉっ…。
何とか歩いて後退して、家まで帰り、お母さんと避難です。
途中で通った大橋の下はいつもは水面が数十m下に見えてるはずやのに、今日は目の前に見えます!!
やばい!
これはもう家まで浸水してるか?!
必死で走って帰り、お母さんと合流。
リクを連れて高台に避難です。
いつもはオリの扉を開けると、一目散にお父さんを探しに逃げ出してしまい、大騒ぎになるリクなのですが。
さすがに昨晩は彼女なりに
「相当やばい」
と思ったらしく、お母さんの車めがけて一直線でした。
今まで一度も載せたことのないお母さんの車に突進していったので、びっくりしました。
お母さんを待ってるうちに、水がひたひた寄ってくる音と、ばきぱき、という何かが壊れる音が近づいてきます。
もう道も右側は冠水してます。
「一刻の猶予もない」
と、一番手近の高台に飛び込みました。
皆どんどん道を上がって来るので、狭い道はたちまち車でいっぱいに。
そして、地区中の人が避難し終えたかと思う頃に、ようやく
「とにかく高台へ避難してください!!」
と絶叫する役場からの町内放送が入りました。
たぶんあの場にいた人は皆、
「もう避難してるよ。今から避難じゃ死んじゃうで」
とツッコミ入れてたと思います。
リクは興奮して、ずーっと「はぁはぁ」言ってるし、前席と後席を行ったり来たりして、私を踏んづけます。
そして、さらに犬臭さがすごい…。

また、いつうちが沈むかと、気が気ではない思いで、避難してから朝までほとんど一睡もできずでした。
朝起きて、下に降りてみると、今までに見たことない光景が広がってました。

これ、全部川に見えますけど、川なんてこの高台から見えたっけ?
くらいにいつもの水位は低いんです。
ハウスとか畑とか全部水没です…。
10時ごろになって、冠水していた道路の水位が下がったということで、相方/お父さん/弟君の男性陣が帰宅。
私たちも家に帰ってみることにしました。
家は…奇跡的にセーフ!!
しかし、皆で家の周囲を見回ってみると、家から10mほどのところまで水は上がってきてたようです…。
間一髪!!
家から一番近いハウスを見てみました。

写真中央の茶色い水が押し寄せてきてるところはいつもは下に下る道なんです。
その先に田んぼがあり、大きなハウスがあり、うちのみかん畑があるはずなんです。
でも、何も見えん…。
家からすぐ近く、下って行く道の先は…。

何もない…。
ちょっとぐったりして家に帰って来たら、隣の家のハンターのおいやんが満面の笑みで通りかかりました。
?!

「川が氾濫してアユやアマゴが獲れたんや~」
とめっちゃ嬉しそうです。
いやぁもう、この瞬間、
「おいやん大好きやわぁ」
と感動しました。
どうやら孫たち3人を引き連れて、漁をしてたようです。
そういや、明け方高台の上でうちの車の横を通りかかった孫の一人が手に大きな魚網を抱えて歩いてたんですよね。
その時は疲れすぎて理由も聞かなかったのですが、ようやく謎が解けました。
このおいやんと孫たちの楽しげな姿が正しい姿かも、と思いました。笑。
だって溜息ついても畑は戻ってこないしね!
さて、私がオシャカにしたGT-Rの様子を見に行くことにしました。
何かよくわからないけど、堤防脇の道があり得ない壊れ方してます。

クルマは…。

エンジンだけとかでなく…。
もうありえないですね。
せめて窓閉めてあげられればよかったのですが、逃げるときにはそんな余裕なく…。
話では、川の水位が上がって天井まで浸水してたらしいです。
ほんまに死ぬかもしれんかったんや、と改めてぞっとしました…。
道路を整備しにきた建設業の方に手伝っていただき、何とか道の端に寄せられました。

しみじみおうちに帰り、お昼ご飯にします。
田舎はプロパンガスなので、各家庭で問題なければガスが使えます!
しかし、電気が止まってしまってるので、薄暗い台所と、冷えない冷蔵庫…。
水も止まりかけてるので急いでたくさん汲み置きします。
冷蔵庫の中の肉にとにかく火を通してしまおうと、何品も料理しました。
台所で料理してると、ようやくちょっと落ち着いた気がします。
相方は
「何か外の悲惨さといつもの光景に見える台所…変やな」
と言うておりましたが。
何か寝不足と環境の激変で胃がきりきりしてたのですが、おいしそうな肉のにおいですっかりお腹がすいてきます。
「こんなときだってお腹はすくんだい!」
と口に出したら家族に笑われました。
しかし、電気がないのでTVが見られません。
ネットもつながらず、ラジオは電波悪いし。
被災時には情報が入らないってのも体験しました。
午後、さらに水が引いたので、畑の見回りにでかけました。
ハウスの加温機に給油するための重油タンクが倒壊・・・。

仕方なく、近くで道路の泥除去の作業してた人にお願いしました。

プロすごいです…。
一瞬のスゴ技で柱から引きはがして、道路に立ててくれました!
さて、漏れ出し先の処理が終わったら、オイルの処理です…。

タンカー座礁並みの勢いです(>_<)。
見回りしてた県の役人が
「重油が川に流れだすと困るんですよね」
と声をかけてきて…
「そりゃ私たちも困ってるんですけど…そんな感想言われても…」
って、しばし、絶句。
結局
「重油を吸うシートを持ってるので、お貸しします。新しいのを買って返してください」
とのこと。
だったら先にそれを言ってくれよ!!
重油除去作業に2時間ほどかかり、お次は流れ込んだ泥の除去です。

ひたすら泥のかきだし。
終わりなき作業…。
このハウス、ほぼ屋根のてっぺんにまでゴミが絡み付いてるところを見ると、完全に屋根まで水位が増したようです。
恐ろしやぁ…。
ハウスの隣のうちのみかん畑。
はぁ…。
泥…。

このみかん生き残れるか?!
水の勢いでけっこうなぎ倒されてますしね…。
しかし、その隣の人の畑はもっとすごいです。

もう畑の体をなしてません…(;_;)。
川のそばに作るなら背の高い木にしちゃダメですね。
何が何やらわかりませんが、これ元ハウスです。

高さ3mほどのハウスの上に、重さ200kgはありそうな重油タンクが乗っかってたり、あり得ない光景が累々と広がっています。
そして、一番のびっくりは…。
川近くのみかんの畑があるはずの場所。

数本残っている以外は、何もないです。
他の畑はまだ形が残ってるぶん、何とかなるかも!と思えるのですが、ここまで何もないとね…。
ちょっと泣けてきました。
ちなみに奥に見える金属は、うちのみかん畑の近所にあった大きなトマトのハウス…。
ここで春先にけっこうトマトをいただいたハウスです。
それが数十m川下へ流されてます。
こんなことってあるの?!
ってくらいペッチャンコです。
今回の教訓として、
① 日ごろから災害への準備を怠りなく
② 過去の台風の経験などをあてにせず、ちゃんと避難する。
③ 役場の言うことばかりに頼らない
③は痛感しました。
あれだけずっと雨が降ったんやから、次善策として大事な車を高台に避難させておくとか、必要物資を作業車に積んでおくとか。
そして、何より今回地区の人々が
「水位が上がってる」
と警戒して夜中中軽トラで走り回り、気づいてない家の人たちをたたき起こして避難させたという経験。
地区の人が役場に電話して
「つべこべ言わずにいますぐ避難指示出さないと死人が出るぞ。川はすぐそばまで来てんねん!!」
と言ってから実行までに5分以上かかる放送…。
そもそも雨台風が来てるって言ってるのに、水位を減らしておかなかったダム。
ちなみにこのダムは「100年に一度の大水害」にも耐えられる容量という触れ込みで作ったらしいのですが、
あれですね、きっと。
「想定外。200年に一度の水害でした」
なんて言われるんでしょうか??
最終的な流出量(毎秒)は川の処理能力の3倍にあたる量だったそうです。
その数値を知りながら
「今すぐ避難しろ」
ではなく、
「警戒してください」
という表現しかしていない町内放送。
どれをとっても、自分達の命は自分達で守らなければ、と思うに十分な材料でした。
さて、夕方家に帰って急いでお膳の準備をしてると、突然家の中が明るくなりました。
あまりに唐突過ぎて何が起きたかわからなかったのですが、電気が通じたのでした!!
川を渡っての工事が必要で復旧のめどたたず、と聞かされていた我々には本当に朗報です。
明るいって素晴らしい!!
しかし、TV見て、ようやく和歌山県の被害の全体像が分かったのでした。
何とも…。
水の勢いというのは恐ろしいです。
つくづく実感しました。
まずは家族の命があって、家も無事で、ハウスもパイプが残ってるので、まだマシかな。
明日から本格的に復興作業です。
復興作業は長引きそうですが、先に進む気持ちを忘れずに頑張りたいと思います。
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昨晩、夜中に台風で近くの川が氾濫。
町の放送で
「危険です」
と言う初期放送が入ったときにはもう家のすぐそばまで水が来てました。
(うちから川までは直線距離でも300mはある)
避難しょっぱなにクルマで冠水した道路に突っ込んでしまい、命からがら歩いて逃げました。
相方とお父さんはバイク、弟君が帆美男(Acty van)、で、私が最後でGT-Rに乗ってました。
が、GT-Rはもう道路に入った直後にエンジン停止。
水位はすでにサイドウィンドウのすぐそばまで迫ってました。
「ここで死ぬのか?!」
と、マジでぱにくりました。
しかし、たまたま窓を全開にして走ってたので、クラクションを鳴らしまくり、前を行く家族に知らせ、窓から大声で
「もう動けん」
と伝えました。
そうしたら、前方の冠水部分を渡りきったところにいたおじさんが
「とにかく窓からでろ~!!」
と叫んでくれて、迎えに来てくれました。
窓から出てみると、水は太ももまで来てました…。
ぞぉっ…。
何とか歩いて後退して、家まで帰り、お母さんと避難です。
途中で通った大橋の下はいつもは水面が数十m下に見えてるはずやのに、今日は目の前に見えます!!
やばい!
これはもう家まで浸水してるか?!
必死で走って帰り、お母さんと合流。
リクを連れて高台に避難です。
いつもはオリの扉を開けると、一目散にお父さんを探しに逃げ出してしまい、大騒ぎになるリクなのですが。
さすがに昨晩は彼女なりに
「相当やばい」
と思ったらしく、お母さんの車めがけて一直線でした。
今まで一度も載せたことのないお母さんの車に突進していったので、びっくりしました。
お母さんを待ってるうちに、水がひたひた寄ってくる音と、ばきぱき、という何かが壊れる音が近づいてきます。
もう道も右側は冠水してます。
「一刻の猶予もない」
と、一番手近の高台に飛び込みました。
皆どんどん道を上がって来るので、狭い道はたちまち車でいっぱいに。
そして、地区中の人が避難し終えたかと思う頃に、ようやく
「とにかく高台へ避難してください!!」
と絶叫する役場からの町内放送が入りました。
たぶんあの場にいた人は皆、
「もう避難してるよ。今から避難じゃ死んじゃうで」
とツッコミ入れてたと思います。
リクは興奮して、ずーっと「はぁはぁ」言ってるし、前席と後席を行ったり来たりして、私を踏んづけます。
そして、さらに犬臭さがすごい…。

また、いつうちが沈むかと、気が気ではない思いで、避難してから朝までほとんど一睡もできずでした。
朝起きて、下に降りてみると、今までに見たことない光景が広がってました。

これ、全部川に見えますけど、川なんてこの高台から見えたっけ?
くらいにいつもの水位は低いんです。
ハウスとか畑とか全部水没です…。
10時ごろになって、冠水していた道路の水位が下がったということで、相方/お父さん/弟君の男性陣が帰宅。
私たちも家に帰ってみることにしました。
家は…奇跡的にセーフ!!
しかし、皆で家の周囲を見回ってみると、家から10mほどのところまで水は上がってきてたようです…。
間一髪!!
家から一番近いハウスを見てみました。

写真中央の茶色い水が押し寄せてきてるところはいつもは下に下る道なんです。
その先に田んぼがあり、大きなハウスがあり、うちのみかん畑があるはずなんです。
でも、何も見えん…。
家からすぐ近く、下って行く道の先は…。

何もない…。
ちょっとぐったりして家に帰って来たら、隣の家のハンターのおいやんが満面の笑みで通りかかりました。
?!

「川が氾濫してアユやアマゴが獲れたんや~」
とめっちゃ嬉しそうです。
いやぁもう、この瞬間、
「おいやん大好きやわぁ」
と感動しました。
どうやら孫たち3人を引き連れて、漁をしてたようです。
そういや、明け方高台の上でうちの車の横を通りかかった孫の一人が手に大きな魚網を抱えて歩いてたんですよね。
その時は疲れすぎて理由も聞かなかったのですが、ようやく謎が解けました。
このおいやんと孫たちの楽しげな姿が正しい姿かも、と思いました。笑。
だって溜息ついても畑は戻ってこないしね!
さて、私がオシャカにしたGT-Rの様子を見に行くことにしました。
何かよくわからないけど、堤防脇の道があり得ない壊れ方してます。

クルマは…。

エンジンだけとかでなく…。
もうありえないですね。
せめて窓閉めてあげられればよかったのですが、逃げるときにはそんな余裕なく…。
話では、川の水位が上がって天井まで浸水してたらしいです。
ほんまに死ぬかもしれんかったんや、と改めてぞっとしました…。
道路を整備しにきた建設業の方に手伝っていただき、何とか道の端に寄せられました。

しみじみおうちに帰り、お昼ご飯にします。
田舎はプロパンガスなので、各家庭で問題なければガスが使えます!
しかし、電気が止まってしまってるので、薄暗い台所と、冷えない冷蔵庫…。
水も止まりかけてるので急いでたくさん汲み置きします。
冷蔵庫の中の肉にとにかく火を通してしまおうと、何品も料理しました。
台所で料理してると、ようやくちょっと落ち着いた気がします。
相方は
「何か外の悲惨さといつもの光景に見える台所…変やな」
と言うておりましたが。
何か寝不足と環境の激変で胃がきりきりしてたのですが、おいしそうな肉のにおいですっかりお腹がすいてきます。
「こんなときだってお腹はすくんだい!」
と口に出したら家族に笑われました。
しかし、電気がないのでTVが見られません。
ネットもつながらず、ラジオは電波悪いし。
被災時には情報が入らないってのも体験しました。
午後、さらに水が引いたので、畑の見回りにでかけました。
ハウスの加温機に給油するための重油タンクが倒壊・・・。

仕方なく、近くで道路の泥除去の作業してた人にお願いしました。

プロすごいです…。
一瞬のスゴ技で柱から引きはがして、道路に立ててくれました!
さて、漏れ出し先の処理が終わったら、オイルの処理です…。

タンカー座礁並みの勢いです(>_<)。
見回りしてた県の役人が
「重油が川に流れだすと困るんですよね」
と声をかけてきて…
「そりゃ私たちも困ってるんですけど…そんな感想言われても…」
って、しばし、絶句。
結局
「重油を吸うシートを持ってるので、お貸しします。新しいのを買って返してください」
とのこと。
だったら先にそれを言ってくれよ!!
重油除去作業に2時間ほどかかり、お次は流れ込んだ泥の除去です。

ひたすら泥のかきだし。
終わりなき作業…。
このハウス、ほぼ屋根のてっぺんにまでゴミが絡み付いてるところを見ると、完全に屋根まで水位が増したようです。
恐ろしやぁ…。
ハウスの隣のうちのみかん畑。
はぁ…。
泥…。

このみかん生き残れるか?!
水の勢いでけっこうなぎ倒されてますしね…。
しかし、その隣の人の畑はもっとすごいです。

もう畑の体をなしてません…(;_;)。
川のそばに作るなら背の高い木にしちゃダメですね。
何が何やらわかりませんが、これ元ハウスです。

高さ3mほどのハウスの上に、重さ200kgはありそうな重油タンクが乗っかってたり、あり得ない光景が累々と広がっています。
そして、一番のびっくりは…。
川近くのみかんの畑があるはずの場所。

数本残っている以外は、何もないです。
他の畑はまだ形が残ってるぶん、何とかなるかも!と思えるのですが、ここまで何もないとね…。
ちょっと泣けてきました。
ちなみに奥に見える金属は、うちのみかん畑の近所にあった大きなトマトのハウス…。
ここで春先にけっこうトマトをいただいたハウスです。
それが数十m川下へ流されてます。
こんなことってあるの?!
ってくらいペッチャンコです。
今回の教訓として、
① 日ごろから災害への準備を怠りなく
② 過去の台風の経験などをあてにせず、ちゃんと避難する。
③ 役場の言うことばかりに頼らない
③は痛感しました。
あれだけずっと雨が降ったんやから、次善策として大事な車を高台に避難させておくとか、必要物資を作業車に積んでおくとか。
そして、何より今回地区の人々が
「水位が上がってる」
と警戒して夜中中軽トラで走り回り、気づいてない家の人たちをたたき起こして避難させたという経験。
地区の人が役場に電話して
「つべこべ言わずにいますぐ避難指示出さないと死人が出るぞ。川はすぐそばまで来てんねん!!」
と言ってから実行までに5分以上かかる放送…。
そもそも雨台風が来てるって言ってるのに、水位を減らしておかなかったダム。
ちなみにこのダムは「100年に一度の大水害」にも耐えられる容量という触れ込みで作ったらしいのですが、
あれですね、きっと。
「想定外。200年に一度の水害でした」
なんて言われるんでしょうか??
最終的な流出量(毎秒)は川の処理能力の3倍にあたる量だったそうです。
その数値を知りながら
「今すぐ避難しろ」
ではなく、
「警戒してください」
という表現しかしていない町内放送。
どれをとっても、自分達の命は自分達で守らなければ、と思うに十分な材料でした。
さて、夕方家に帰って急いでお膳の準備をしてると、突然家の中が明るくなりました。
あまりに唐突過ぎて何が起きたかわからなかったのですが、電気が通じたのでした!!
川を渡っての工事が必要で復旧のめどたたず、と聞かされていた我々には本当に朗報です。
明るいって素晴らしい!!
しかし、TV見て、ようやく和歌山県の被害の全体像が分かったのでした。
何とも…。
水の勢いというのは恐ろしいです。
つくづく実感しました。
まずは家族の命があって、家も無事で、ハウスもパイプが残ってるので、まだマシかな。
明日から本格的に復興作業です。
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