ハウスのお葬式
9月17日(土)
9月4日に起きたダム大量放流による水害で畑が流されたり、水没したりで、まだまだ復興作業におおわらわです。
しかし、復興作業をしてる間にも作物は育って行くわけで、作物が育つってことは…

雑草も育つってことで…。
むしろ雑草の生命力にびっくりです。
カーネーションのハウスに流れ込んできた泥が固まった上に、ちんまりと発芽してます!
そして、もっと害がでかいこいつらも。

青虫だけではなく、ダニまで出てきてます。
こんな大変な時に!!
遠慮ってものを知ってほしいです。
ぷんぷん。
私が青虫たちと格闘してると、ハウスの奥で流れた木材などの片付けをしてたお父さんが何やら叫んでます。

「はび(まむし)や!」
とのことなのですが、何回説明してもらっても、どこにはびがいるんだかわからない私…。
3回くらい目を凝らして見直して、よーやく!見つけました。

でか!
お父さんってば、火箸でちょいとつまんで、袋詰めに…。

どうやって口を締めるのかと思いきや、袋をがさがさ揺らして、底に落とし、その間にきゅっと縛ってました。

ふわぁ、コワイよぅ(>_<)。
そして、袋を持って車に戻ろうとした瞬間、背後でお父さんと相方の
「ぎゃぁ!」
という声が!!
何や?!

もう一匹出てきました。
さっきよりさらにデカい!
どうやらハウスの暖かさと湿気がお好みのようです(-_-;)
生け捕りにしたはびはどうするのかと思ったら、お父さんが
「おいやん(隣の家のハンター)にあげたらええんや」
とのこと。
さっそく持って行きます。
「はび酒にしたろか」
何と、お酒にしちゃうんですか…。
ちなみに黒焼きにして、すり鉢ですって食べるって言う方法もあるらしいのですが、食べ過ぎると鼻血垂れるらしいです(>_<)。
ぶぅ。
午後一、畑に行く途中、今回の水害で壊されたハウスの解体作業現場に寄ってみました。
お隣のおうちのウスイエンドウのハウスです。
今日から業者さんが入って、完全解体です。

何だか切ないです。
同じ農家の端くれとして、やっぱり丹精してた畑やハウスがなくなるなんて、悲しすぎます。
そして、よく見てみたらお花が手向けられてました。

「ハウスさん 長い間ご苦労さん ありがとう」
と読めます。
18年苦楽を共にされたそうです。
ハウスの持ち主さんは、
「今日はハウスの葬式や」
と言ってらっしゃいました…。
何でこんな思いせなあかんのかなぁ??
最近聞くところでは、
「今回の水害を引き起こしたダムは、水力発電のためにある程度の水位を残しておかなければいけなかった」
そうです。
そのために、大雨の前に十分に放流しなかった可能性があるとのこと。
「治水<発電」だったってことですかね??
ダム自体は「100年に一度の大雨にも耐えられる」設計なんだそうですが、運用が間違ってますよね。
川沿いに畑を持ってる人たちは
「また水害は起きるんじゃないか?」
と疑ってます。
かく言う我々も川沿いのみかん畑、カーネーションがダメになってしまったため、次どうするか考えてますが、再度の水害を考えると、果樹や施設物は二の足を踏む感じです。
現在、ダム下流の複数町議会が県に対して運用規則、放流情報の開示を求めています。
まずはこの情報が出てくるまでにすったもんだしそうです。
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9月4日に起きたダム大量放流による水害で畑が流されたり、水没したりで、まだまだ復興作業におおわらわです。
しかし、復興作業をしてる間にも作物は育って行くわけで、作物が育つってことは…

雑草も育つってことで…。
むしろ雑草の生命力にびっくりです。
カーネーションのハウスに流れ込んできた泥が固まった上に、ちんまりと発芽してます!
そして、もっと害がでかいこいつらも。

青虫だけではなく、ダニまで出てきてます。
こんな大変な時に!!
遠慮ってものを知ってほしいです。
ぷんぷん。
私が青虫たちと格闘してると、ハウスの奥で流れた木材などの片付けをしてたお父さんが何やら叫んでます。

「はび(まむし)や!」
とのことなのですが、何回説明してもらっても、どこにはびがいるんだかわからない私…。
3回くらい目を凝らして見直して、よーやく!見つけました。

でか!
お父さんってば、火箸でちょいとつまんで、袋詰めに…。

どうやって口を締めるのかと思いきや、袋をがさがさ揺らして、底に落とし、その間にきゅっと縛ってました。

ふわぁ、コワイよぅ(>_<)。
そして、袋を持って車に戻ろうとした瞬間、背後でお父さんと相方の
「ぎゃぁ!」
という声が!!
何や?!

もう一匹出てきました。
さっきよりさらにデカい!
どうやらハウスの暖かさと湿気がお好みのようです(-_-;)
生け捕りにしたはびはどうするのかと思ったら、お父さんが
「おいやん(隣の家のハンター)にあげたらええんや」
とのこと。
さっそく持って行きます。
「はび酒にしたろか」
何と、お酒にしちゃうんですか…。
ちなみに黒焼きにして、すり鉢ですって食べるって言う方法もあるらしいのですが、食べ過ぎると鼻血垂れるらしいです(>_<)。
ぶぅ。
午後一、畑に行く途中、今回の水害で壊されたハウスの解体作業現場に寄ってみました。
お隣のおうちのウスイエンドウのハウスです。
今日から業者さんが入って、完全解体です。

何だか切ないです。
同じ農家の端くれとして、やっぱり丹精してた畑やハウスがなくなるなんて、悲しすぎます。
そして、よく見てみたらお花が手向けられてました。

「ハウスさん 長い間ご苦労さん ありがとう」
と読めます。
18年苦楽を共にされたそうです。
ハウスの持ち主さんは、
「今日はハウスの葬式や」
と言ってらっしゃいました…。
何でこんな思いせなあかんのかなぁ??
最近聞くところでは、
「今回の水害を引き起こしたダムは、水力発電のためにある程度の水位を残しておかなければいけなかった」
そうです。
そのために、大雨の前に十分に放流しなかった可能性があるとのこと。
「治水<発電」だったってことですかね??
ダム自体は「100年に一度の大雨にも耐えられる」設計なんだそうですが、運用が間違ってますよね。
川沿いに畑を持ってる人たちは
「また水害は起きるんじゃないか?」
と疑ってます。
かく言う我々も川沿いのみかん畑、カーネーションがダメになってしまったため、次どうするか考えてますが、再度の水害を考えると、果樹や施設物は二の足を踏む感じです。
現在、ダム下流の複数町議会が県に対して運用規則、放流情報の開示を求めています。
まずはこの情報が出てくるまでにすったもんだしそうです。
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