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通常作業の復帰と、ちょっと外を眺めるの巻

9月18日(日)

9月4日に起きたダム大量放流による水害で畑が流されたり、水没したりで、まだまだ復興作業におおわらわです。

水害の際に、うちが倉庫として使ってたビニールハウスからいろんなものが流出したのですが。
現場
ちなみに、100枚の板も誘拐されました…。

しかし、誘拐犯は飽きっぽいらしく、倉庫のご近所さんの畑に誘拐した子たちを残していってます。
というわけで、あちこちで見つかって連絡が来ます。
コンテナ
とくにコンテナはうちの名前が書いてあるので一目瞭然(>_<)。
一番遠かったのは、10㎞以上川を下った海岸沿い。
ある日電話がかかってきて、
「海岸にお宅のコンテナがあるんやけど…」
とのこと。
しかし、電話の主は知らない方。
どうやらタウンページで探してご連絡いただいたようで。
珍しい名前で、うちと母屋の2軒しかないのでバレちゃった見つけていただいたようで。
うちの名前のついたコンテナが流れてきたらご連絡くださいませ☆

さて、ここ2週間、水害でがちゃがちゃになった畑の片づけや掃除に追われてきましたが、その間にも作物は育ってます。
通常作業
今日の作業は遅れに遅れてるピンチ作業です。
カーネーションの苗の芽の分岐を促すために先っちょを折っていくという作業です。

この作業、長々やってると飽きてくるのですが、相方に
「ようやく通常作業やれるようになったんやからええやん!」
と言われました。
確かに!

さて、飽きてきてしまったら、隣の畑からみかんを取ってきて休憩です。
みかん試食
今年は水害に遭ってしまったため、いつもと味が違ってこないか心配です…。
今のところまだ大丈夫なようなので、このまま推移してくれればいいのですが。

さて、午後はちょっとお出かけです。
うちと同じく、最近帰農したご近所さんの若夫婦にお誘いいただいて、講演会に行ってきました。
講演会
今日は隣の隣の有田青年会議所が企画した、国立ファームの高橋氏をお呼びしての講演会です。

この方、どこかで見たことないですか??
国立ファーム
元は「ソフトオンデマンド」社の社長さんで、「マネーの虎」という10年ほど前に流行ったTV番組に出ていらっしゃった方です。
モノ作りへのこだわりから、農業の世界に転身されたそうで。

今回は「農家、農業がどうあるべきか。何を目指すべきか」という内容でした。
よく世間で言われる
「農業はこうした方がいい」
と言われていながら、誰もがなかなか実践できてないことを、チャレンジ精神と突破力と資金力で全国を飛び回って実践していらっしゃいました。
「幸せになるには、お金をいくら儲けるかではない。自分にしか創れない「モノ」で消費者を喜ばせることだ」
「自分にしか創れないものがあるから、『農業』をやってるんだ、と言えるようになってください」
と言ってらっしゃいました。

私が前社(自動車メーカー)を退職する際に
「農業はいいよなぁ。モノづくりの原点だ。モノ作りを一から全部自分でやれるなんて幸せだ」
と言われたのを思い出しました。

農家は自分の作物にこだわるあまり、よそが見えてない(と言うか、見ない)ことが往々にしてあるのですが、国立ファームのように、篤農家を見つけ出し、競争させて農業界のスターを作り出す、というのは面白い考え方でした。
一農家ではできないことを全国規模でやってくれはるのは、農家としてホンマにありがたいことです。
うちも早くエントリーできるよう頑張らないと!

さ、おうちに帰って自分の家の畑のこと、地区の農業のこと、どう売って行くのか、将来的な理想像。
考えるべきことは山積みです(>_<)。

ピザ
さ、好物のピザも食べたし、がんばるぞぅ!

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